2025.07.14
熊本の蒸し暑さに勝つ「WB工法の注文住宅」
窓を閉め切った瞬間にまとわりつく熱気。エアコンの温度を下げても、湿気まで取り切れずむわっとした空気が残る──。熊本の夏に暮らす私たちにとって、この“蒸し風呂感”はもはや風物詩かもしれません。気象庁の平年値では、7月の平均気温は二十七度前後、相対湿度は七十パーセント台。夜になっても気温が下がらず、「もう少しラクに過ごせる方法はないの?」と感じるのは当然です。そこで耳にしてほしいのが、WB(通気断熱)工法という選択肢です。
「壁が呼吸する家」──WB工法との出会い
WB 工法をひとことで表すなら、家そのものが熱と湿気を自分で外に吐き出す仕組みです。
壁の内部に通気層を設け、温度に反応する形状記憶合金の換気口が、夏は自動で開いて熱と湿気を屋根へ逃がし、冬は閉じて断熱層をつくります。
動力はあくまで自然の空気。機械換気に頼らないので電気代もフィルター交換費も最小限で済みます。
これを初めて体感したお客さまからは、「真昼に帰宅しても家の中がモワッとしない」「扇風機の弱風だけで十分」といった驚きの声が上がります。壁そのものが“呼吸”しているからこそ得られる、サラッとした空気感。暑さも湿気も一度に軽くする考え方が、WB 工法のいちばんの魅力です。
熊本で WB 工法が選ばれる理由
熊本は夏は高温多湿で、冬は朝晩の冷え込みが意外と厳しい地域です。
WB 工法はこの両極端な気候に理想的にフィットします。
まず、壁内の通気層が湿気の逃げ道を確保するため結露が起こりにくく、カビの発生を大幅に抑えます。次に、屋根裏にたまる日射熱を上昇気流で排出するため、同じ断熱性能の家でも室温の上がり方が穏やかです。そして冬は自動で通気口が閉じ、通気層がそのまま厚い断熱材の役割を果たすため暖房効率を損ないません。
結果としてエアコンの稼働時間が減り、熊本のように年間を通じて冷暖房を使う時間が長い地域ほど、自然換気による省エネ効果が大きくなります。
ロハウスが届けてきたWB工法の暮らし
ロハウスはこれまで熊本県内で多数の WB 工法住宅を手がけてきました。完成後にお伺いすると、暑がりのご主人が「昼でもエアコンを弱にできた」と笑い、共働きの奥さまが「室内干しでも洗濯物がカラッと乾く」と喜んでくださいます。写真だけでは伝わりにくいこの“空気の質感”こそが、私たちが WB 工法をおすすめする理由です。
真夏の完成見学会で、“呼吸する家”を体感してください
今年の7月と8月に WB 工法を採用した新築住宅が完成し、ご入居前の短い期間お借りして完成見学会を開催します。エアコンを最小限に絞った状態でどれほど涼しいのか、家の中の空気の質感など──真夏のリアルな環境で体験できる数少ない機会です。日程やお申し込み方法はお知らせに掲載しますので、ぜひチェックしてみてください。
まとめ──エアコンとさよならできる夏へ
熊本の厳しい暑さを味方にする鍵は、家そのものが“呼吸”して熱と湿気をコントロールする WB 工法にあります。光熱費を抑えながら、家族が深呼吸できる住まいを実現したい方は、まず見学会で体感してください。土地探しや資金計画からアフターサポートまで、ロハウスが熊本の気候に寄り添った家づくりを丸ごとお手伝いします。
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