2024.11.10
火災報知器の点検を
ブログをご覧いただき、ありがとうございます。技術担当の井上です。
だんだんと朝は寒さを感じるようになってきました。寒くなってくると空気が乾燥してきますので、気を付けないといけないのが火災です。そのため、火災報知器の点検をして頂きたいと思います。
煙や熱を感知して火災の発生を警告する火災報知器は、2006年に新築住宅への設置・2011年には既存住宅も含む全国すべての住宅で設置が義務化されました。
火災報知器は電池式のため、電池寿命があります。電池寿命は約10年、多くの火災報知器は電池切れ直前に警報音が鳴りますが、設置から10年近くたっている場合はちゃんと動いているかチェックしてみてください。
チェックの方法は、本体に停止ボタンやひもがついているので、それを操作してください。正常な場合は、アナウンスもしくは警報音が一度鳴ります。
出来れば年2回チェックするようにしてください。
火災報知器をチェックして反応しない場合は、電池切れか本体が故障もしくは寿命を迎えています。すぐに電池か本体の交換を行ってください。
電池交換の場合は本体をまわしてはずし、電池をはずします。火災報知器に使われている電池は乾電池ではなく、リチウム電池が使われています。リチウム電池はコネクタという電子部品がついていて、コネクタを本体側から抜いて電池交換を行います。
電池交換が出来たら、本体をはずした方向と逆にまわして取り付け、ボタンを押して動作確認を行ってください。アナウンスもしくは警報音が一度鳴れば正常です。
火災報知器に使用されている電池は、ホームセンター・家電量販店・ネットショップ等で販売されています。
住宅火災による死者は急増しています。
なかでも「逃げ遅れ」による死者が5割を占めており、夜間就寝中の火災が多いことも原因となっています。
火災報知器は火災による煙や熱を自動的に感知し、音または音声で知らせることで火災を早期に発見し、早く避難することに役立ちます。
いざという時のため、火災報知器の点検をしっかり行ってください。
「熊本で木にこだわった注文住宅を建てるならロハウスへ」
監理【取締役常務】/井上 和也