2025.12.08
中古×フルリフォーム!お客様の声から学ぶ、コストを抑える家づくり
最近は日用品からエネルギーまで、あらゆる物の価格が上がっています。住宅も例外ではなく、建材や人件費の上昇で、新築のご予算が想定より膨らみやすい状況。だからこそ、「新築だけが答えではないかもしれない」と視野を広げて検討していただきたいと、私たちは考えています。
今回ご紹介するのは、店舗併設住宅を計画されたお客様。新築で建てるか、実家を活かしてリフォームするか。私たちは最初からどちらかに決めつけず、さまざまな条件から一緒に考えました。結果として見えてきたのが、中古フルリフォームの道。

今の物価環境で計画を進める皆さまに、次の一歩が軽くなるヒントになるのではないでしょうか。ロハウスは新築も、フルリフォームも。あなたの計画に合う最適解を、一緒に探していきましょう。
「中古+フルリフォーム」を選んだ理由

このお客様は中古物件を買ったのではなく、もともとある“実家”を活かす道を選ばれました。
愛着のある建物と立地をそのままに、構造はきちんと確認しながら、断熱・間取り・設備を今の基準へ引き上げる。建て替えよりもコストのメリハリが付けやすく、固定資産税などの面でも無理のない計画にできたことが決め手でした。
「住み慣れた場所で、負担を抑えて気持ちよく暮らせる」—そのバランスがぴったり合った選択です。新築同様の快適さを追求しつつ、トータルのコストは無理なくコントロールできそうな手応えがありました。
“納得感”につながったポイント

お客様が何より安心されたのは、「最初からフルリフォーム前提で話が進んだこと」でした。
数社を回っても部分改修の提案が中心で、やりたいことが実現できない。そこで私たちは、床下や小屋裏まで状態を一緒に確認し、断熱と耐震をベースに計画することで、完成後の暮らしがはっきりイメージできる計画を立てました。
完成後の「冬にエアコンを強くしなくてよくなった」「夏の蒸し暑さが減った」といった毎日の体感の変化が、金額以上の満足につながっているそうです。
コストを抑える設計の進め方
最初に決めたのは、総額の上限と暮らしの優先順位をはっきりさせること。
今回は店舗併用のご計画だったので、動線と空調計画を先に固め、仕上げのデザインは最後に微調整しました。既存の柱や開口を見極めて活かすことで、ムダな解体ややり直しを減らせます。
結果として「やるところはしっかり、残すところは賢く」が実現でき、費用の効き目が良くなりました。
施工会社選びで見てほしいこと
中古住宅のリフォームは、図面だけでは判断しにくいことが多いです。
だからこそ、現地調査や断熱・耐震の提案力、見積のわかりやすさ、そして相談のしやすさを比べてみてください。長いお付き合いになるから、気軽に聞けて、ちゃんと答えてくれる相手かどうか。
私たちはそこをいちばん大切にしています。今回のお客様も、完成見学会でスタッフの説明や雰囲気に触れ、家づくりの“伴走者”として私たちを選んでくださいました。
まとめ
新築だけが正解ではありません。住みたい場所、叶えたい暮らし、そして無理のない資金計画。その三つの針を合わせる方法として、「中古×フルリフォーム」は十分に有力な選択肢となります。
今回のお客様のように、総額の考え方と優先順位をはっきりさせるところから始めれば、家づくりはグッと現実的になっていきます。
私たちロハウスは、現場の目線で一つひとつの選択を丁寧にご説明します。気になる物件やご計画があれば、まずはお気軽にご相談ください。


