2024.08.28
エアコンパイプの水漏れ対処例
皆さんこんにちは。ロハウスリフォーム担当の谷川です。今回はエアコンカバーからの水漏れとその対処の一例をご説明させていただきます。
※緊急対応の一例です。
普通エアコンは、外壁の内側に取り付けられ、パイプ等はその壁に穴をあけて下に落として行きますので問題はないのですが、今回のようにリビングの内壁に取り付けて、隣の和室を通って外にパイプを通している場合などは、ある問題が発生しやすくなります。
それは「結露」です。
冷房使用時の触媒管は相当冷たくなり、たとえカバーを付けたり断熱のテープを巻いたとしても、隣の部屋や天井小屋裏の暖かい湿った空気に触れることにより、どうしても結露が発生しやすくなります。
※よくドレンホースが切れているのではと思われがちですが、室内のドレンホースが切れることはまずございません。
特に今回の事例は、ホースの勾配が取れないことにより、より結露した水が流れにくくなっているため、端っこよりぽたぽたと定期的に水が落ちている状況でした。それで今回は緊急対策として、パイプを通している壁の穴をパテで埋め(2か所)、パイプカバーを断熱材で囲い、少しでも暖かい湿った空気に触れないようにいたしました。
発泡ウレタンフフォームを吹き付ける方法もあるかと思いましたが、今回はこの方法を採用いたしました。
今回のような場所の場合、この他にも
・隣の和室のエアコンをつけて、和室の室温と湿度を下げる。
・和室のふすまを開けて、リビングのエアコンで一緒に冷やす
等がありますが、電気代が上がりますので、そこは要注意です。
「熊本で木にこだわった注文住宅を建てるならロハウスへ」
リフォームメインの営業及びアフターメンテナンス担当/谷川 憲二